セブ島の田舎 agujo daanbantayan cebu

24歳でフィリピン人と結婚、29歳でセブ島の田舎に家を建てました。

フィリピンの土地と建物

今日は台風9号の影響で朝から風が強く涼しいです。

調子にのって何時間も草むしりをしたら腰を痛めました。

 

まずはフィリピンの土地について紹介します。

マニラやセブシティなど都会の土地や建売住宅はちゃんとした不動産屋が仲介してくれます(たまに悪徳業者もいるみたいですが)

田舎には不動産屋がないので自分で土地を探さなくてはなりません。

LOT FOR SALEという看板をよく目にしますが大抵売主ではなく、ブローカーとのやりとりになります。

私の場合は義理の父親が探し回ってくれたのでなんとか買えました。

 

日本の土地権利書?なら現在の所有者の名義ですがフィリピンだと名義を変えないで放置する人がたくさんいます。

そのためトラブルも多いです。権利書を偽造したり同じ土地を複数人に売ったり、相続でもめたりします。

なぜ名義を変えないかというと、とってもめんどくさいの一言です。

他の方が詳しく書いてるので省略しますがコネがないと1年以上かかります。

 

私が買った土地は、元バランガイキャプテンというしっかりとした身分の人で書類も原本を確認済みなので騙されてることはないです。

こちらが揃えなくてはいけない書類を集めてくれたり測量、弁護士まで準備してくれたのでかなりラッキーでした。

その人に教えてもらったコネがある人に名義変更をお願いしてるので根気よく待つだけです。

ちなみに外国人は結婚してても土地を持てないので妻名義になります。権利書に名前は載りますが権利はないです。

 

権利書がなくても建築許可はでます。市役所が、売買の成立、弁護士による調査、書類のチェックをするので、許可がでたということは違法性がないということです。

 

私の土地は1542㎡で約450坪です。

値段は1㎡600ペソ(1320円)なので、925200ペソ(約203万円)

田舎なので格安!  6回にわけて払いました。

 

     建物について

無事に建築許可がでたので次にやることは大工さん探しです。

これまた義理の父親が探し回ってくれたおかげですんなり見つかりました。

最初は5人で働いてたのですが、近所の暇な若い男たちが小遣い稼ぎに手伝いにきたので最終的に10人になりました。

給料はとても安いです。

  • ボス     1人  500ペソ(1100円)
  • ボスの次   2人  400ペソ(880円)
  • アシスタント 2人  350ペソ(770円)
  • ヘルパー   5人  300ペソ(660円)

1日の人件費が10人で3500ペソ(7700円)

これが8時間働いた日給です。人件費がものすごい安いフィリピン

 

家を建ててるときの写真があまりないので、どんな風に建てるのか知りたい方は他の方のブログで確認してください。作り方は一緒です。

ただ、家の強度はかなり強くしました。

材料はケチらないで良いものを使って、基礎も頑丈なので周りの家が崩れても我が家は大丈夫なはずです。

 

総工費は約120万ペソ(約264万円) かなり大雑把です。

 

土地代203万円+建物264万円=約467万円!

これが450坪の土地を買い30坪の平屋を建てた合計金額です。

 

毎年土地や材料費が値上がりしてるので今はこの値段では買えません。

早い者勝ちです!

 

最後に写真を何枚か載せますが、時系列がバラバラで中途半端な写真が多いです。

 

完成した家はプロフィール画像の緑の屋根の家です。

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